世界中が魅了される金

黄金伝説、金の卵、海中に眠る金塊。
金は現代でも価値のあるものとして売買されていたり、ジュエリーなどで使用されるほか、その性質を活かして工業製品にも使用されるほど需要が高い貴金属です。
貴い金属と呼ぶように、他の金属とは異なる性質を持っています。
酸に強く、王水にしか溶けないなど、見た目にはわからない性質はもちろんですが、そのことを知る遥か昔から人々の金への憧れは一線を画していました。
数々の逸話や伝説に金が絡むこと、金を例にした格言などがそれを裏付けます。
ですが金はいつから存在し、そしてどのような存在であったかの詳細は知らないことも多いですよね。
今回は人々が憧れてやまない金に関するお話です。

・いつ発見された?

金について知る時に、いつ頃発見されたのかということは欠かせませんね。
発見されたのは7000年前とも8000年前とも言われる紀元前のこと。
現在の金の採掘で主流である金鉱石から金を取り出す技術は当時はなかったことを考えると砂金が発見されたのではないかと言われています。
自然な形で産出する金はナゲットとも呼ばれ、いびつながらも他の石などとは輝きが異なることから価値を見出したのではないでしょうか。

金が加工された形で見つかったのは、それから数千年経った古代エジプト王朝時代のことです。
紀元前4000年から紀元前332年まで続いた王朝で、「富と権力の象徴」として金を装身具にしたり、黄金の棺を作るなどしたのです。
世界各国で金の加工は行われてたのですが、取り分けてこのエジプト王朝は金の使い方の豪華さが特徴的です。
ツタンカーメンの墓の副葬品には金がいたるところに使われており、その重量およそ1トンとされるほどなのです。

・金にまつわる日本のお話

古代エジプトに金のイメージが強いのはこうした豪華な使われ方であったり、象徴的なものとして使用されていたことが挙げられますが、かつては日本も「黄金の国」と呼ばれたこともあるってご存知でしょうか?
日本でも金がたくさん取れた時代がありました。
火山国であり、同時に地震国である日本には当然金鉱脈が多く存在し、そして地表に近い所にあるため採掘しやすいということが挙げられます。
しかし、戦国時代から江戸時代末期にかけて、数多くあった金鉱や銀鉱は掘り尽くされ、現代では金鉱と呼ばるほどのものは残っていません。
もしかすると地表からは深い場所にはあるかもしれませんが、採掘が難しくコストもかかるため、現代では黄金の国からは遠いと言えますね。

また、黄金の国と呼ばれたことは、マルコ・ポーロの旅行記である「東方見聞録」で日本を紹介した際に広まったものです。
中国で金がたくさん取れる独立島国で建物が金でできている、という話を聞いたためだとされています。
ここで驚きなのが、ポーロ自身は日本に訪れていないこと。
金閣寺や中尊寺金色堂などのイメージもその噂が広がるのを手伝ったともされていますが、見たことがないからこそ大きな話になってしまったと推測されています。

・錬金術って?

古代エジプトや日本だけでなく、金にまつわる話を持っているのは他の国も同じです。
例えば中世ヨーロッパでは、「錬金術」によって、金を生み出そうという試みが盛んになった時期もあるほど。
今でいう錬金術は異なるイメージを持つかもしれませんが、当時は本当に「金」を生み出すための術でした。
金の産出量が少なかったヨーロッパでしたが、技術が発展するにつれて採れないのであれば作ってしまえばいいという考えから錬金術が誕生したのでした。

しかし、金を錬成することはできないまま、錬金術のブームは終息に向かって行ったのでした。
現代でも作れるかもしれないとは言われている金ですが、コストがかかりすぎて採算が合わな炒め作らないとも言われています。
合成の宝石も同じく、できても簡単にはできないため高価なものもあると考えると納得できる話ではありますね。

金は古来から現代まで、価値の変動はあれど一貫して人々の心を掴み、またその価値の高さだけでなく美しい輝きは金独特のもの。
ジュエリーであっても時計であっても、不思議と肌になじむその色味は、ずっとつける人を輝かせてくれることでしょう。
しかし、もし金に飽きてしまった、昔たくさん購入したけれど今は誰もつけないなんて金をお持ちでしたら、買取に出してみましょう。
今は貴金属の相場が上昇しており、売り時なことに加えて買取を強化しているお店もあるのです。


コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。


関連記事


銀座ブランド買取店ランキング


注目記事

  1. 2018.03.29

    実は身近なコランダム!!

    誕生石をあしらったジュエリーや結婚の記念にと贈られたジュエリーやアクセサリーは、普段から身につけるも…
  2. 2018.05.07

    ブランド品の相場チェックとは?

    ブランド品を手放す時って前々から計画するものでしょうか?大半が仕舞われていたブランド品を見つけたきっ…
  3. 2018.05.21

    ブランド買取ができるお店の違いについて

    技術の革新や向上、生活スタイルの変化によって便利なことが増えましたね。自分で何かをできるというこ…
  4. 2018.05.27

    爽やかな青が人気のターコイズ

    天然に産出する地球のかけらとも言える宝石。鉱物の中でも希少で美しく、そして耐久性があるものを宝石…
  5. 2018.05.15

    高額買取の秘訣とは?

    バッグや時計、靴や洋服などブランドを持っている、身につけている方は多くいらっしゃることでしょう。…