身近な場所にあるプラチナって?

ゴールドやシルバーといった貴金属はジュエリーとして使用されているので、自分が付けていなくとも目にする機会は多いですよね。
リングやネックレス、ピアスなど、純金でなくK18やK10などの金合金なら気軽に取り入れるブランドも増えています。
ですが、カジュアル遣いにも適しているゴールドと比べて、プラチナはブライダルのイメージが強いですよね。
その金属の白さや、色の変わらない不変性などが一生をともにする誓いの婚約指輪・結婚指輪にふさわしいとされていますが、日本が世界中でも消費量が多い国ってご存知でしたか?

・プラチナ消費量上位の日本

プラチナとは貴金属の中でも産出量も少なく、主要産出国も南アフリカやロシア、そしてカナダの三カ国に限られていることからも金よりも高価とされています。
中国や日本では特に宝飾用としての人気が高く、国内総需要のおよそ40%を占めるとしているのです。
海外を見てみると、ブライダルジュエリーではゴールドを使用する文化も強く、ブライダルジュエリーはプラチナでないと駄目!なんてことはないのですが日本はプラチナへの信頼が厚いのです。

そんなジュエリーとしてのイメージが強いプラチナですが、国内需要の40%ほどが宝飾用としましたが、後は何に使用されるのでしょう?

・高速道路に眠るプラチナ

宝飾品と同じくらいの割合で自動車の触媒などにプラチナは使用されています。
普段から身近で、そして使い慣れているさまざまなテクノロジーには、たくさんのレアメタルが使用されており、金もプラチナ同様工業利用されることが多いのです。
科学的に安定し、先ほども述べたように耐久性、不変性などの性質を持っているため様々な分野で利用されているのがプラチナです。

高速道路でプラチナが取れるとも言われているほど、自動車に使われているプラチナですが、具体的には自動車の出している「排気ガス浄化」のために使用されています。
使用されたプラチナは走行距離によって減っていくもので、16万km走る頃には最初の半分程になっているそうです。
そうしたことから、その減ったプラチナが高速道路で取れるのでは?と考えある実験が行われました。
それは高速道路脇に溜まった砂埃を集めるというシンプルなもの。
実験の結果プラチナを砂埃の中から取り出すことに成功したのです。
しかし、実験の元安全面に配慮して砂埃を集めることができましたが、実際に行うとなるととても危険です。
無事に取れたとしても、砂埃の中からプラチナだけを取り出すのは専門的な知識を持っていなければ難しく、そして車にひかれるかもしれないという危険と隣り合わせな割に取れるプラチナの量も少ないので、真似しないほうが良いですね。

・どうやってプラチナのみを抽出する?

専門的な知識を必要とするプラチナの抽出ですが、いくつかのプロセスを得ることでようやく少量得られるものです。
まず、集められた砂埃は細かいふるいにかけてゴミなどの大きなものを取り除きます。
次にホウ砂と炭酸ナトリウム、酸化鉛、そして小麦粉を混ぜて高熱にかけていくことで化学反応を起こします。
最後に加えた小麦粉が酸化鉛から酸素を除去する役目をもち鉛地金が出来上がるのです。
鉛の塊が浮かんできたら、骨灰でできた多孔性のボウルにその塊をのせ、再び高熱にかけるということを行います。
すると鉛は酸化し骨灰に吸い込まれていきます。
最後に酸に強い性質を持ったプラチナが残るというわけなのです。
ここまででも大変なのですが、プラチナ以外に残った金属も取り除かなければいけないので、これで終わりではありません。
砂埃からプラチナを取るのは簡単ではありませんが、高価な貴金属が身近にあると考えるのも楽しいものですね。

・プラチナを高額買取するには

ゆくゆくはそうした砂埃などからリサイクルのプラチナが誕生するかもしれませんね。
しかし、それはまだ実現しなさそうなので、プラチナを売却するのであれば手持ちのジュエリーの買取が現実的。
ブライダルジュエリーに多く使用されているプラチナですが、ハイブランドなどは通常のジュエリーにもプラチナを用いていることも多いのです。
ダイヤモンドを美しく魅せ、変色もしないこの金属は、品位で言えばPt950やPt900が一般的。
金で言えばK18のようなものなので、Pt950はプラチナが95%、Pt900は90%という具合です。
もし手元にあるプラチナジュエリーを売却する際には、このプラチナの割合を見て買取のタイミングを考えるのも一つです。
刻印が打刻されている場合はリングであれば内側、ネックレスやピアスには金具に打たれている場合が多いのでチェックしてみましょう。


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